全然違うWEBとDTP



私が最初に入った会社は、DTPとWEB両方やっている小さな会社でした。
WEB希望で入社したのですが、なんせ高卒での入社。最初はみんなDTPからという流れで、DTPを始めました。生協のチラシをバリバリ作っていました👩‍💻

2年ほど経った時、社長から「そろそろWEBいく?」と言われたのですが、私はすっかりDTPの魅力にハマってしまって、そのままDTPを続けることに。
今考えたらWEBも絶対経験しておいた方がよかったなと思うところですが、それくらい私はDTPが好きになってしまったんです。

最近デザイナーというとWEBばかりで、DTPを耳にすることは少なくなりました。WEBデザイナーを目指す方にも、DTPの知識は知っておいて欲しい。WEBとDTPとは結構違うのです。
「WEBでデザイン出来たら、名刺くらいなら余裕っしょ!」と思っている方、多いと思うんです。小さいし簡単そうですよね。

でも違う。

印刷の知識・CMYK・トリムマークのこと・QRコードや文字の推奨サイズなどなど、知っていますか?これらはDTPの最低限の基礎知識です。
これを知らなければ名刺すら作れません。正確には、作れはするかもしれないけどお金を取れるレベルではないってことです。もしかしたら印刷で失敗するかもしれません。多分これが1番多い失敗かな。

そんな失敗して欲しくないってのもそうですし、簡単に考えて欲しくないのも事実。
だけど、DTPの知識があるとWEBデザインの幅も広がるとよく聞きます。
WEBばかりやっているとコーディング作業のことを考えてしまって、それにとらわれたデザインになっていってしまうと。

もちろんそれがクライアントの希望・要望で、見やすいわかりやすい素敵なデザインなら良いと思うんですけど、WEBもDTPもデザインに流行りがあったり、情報を常に取り入れていないとすぐ時代遅れになったりすので、柔軟に対応出来るようにするためにも、他の分野の知識も取り入れていた方が、重宝されるデザイナーになることは間違いないと思います☺️

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